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橘川幸夫さんに会って聞いた話 ライフワーク倶楽部

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ライフワーク倶楽部の読書会に参加するようになって、あ、すごい人くるって直感で思ったのがこの回だった(語り)

ゲスト橘川幸夫さん、未来を見る眼を養うリテラシー講座

林真理子さんの「野心のすすめ」で読んで橘川さんのお名前を知った気がする。そのくらいの知識、でもライフワーク倶楽部のイベント予定を見たときからすごい人くるんだ、と思った。著者近影できどってない人に惹かれる傾向があります、わたし。

piatixのライフワーク倶楽部のページからお借りしたイベント案内の画像です

わたしなんか行っていいのかな、と思いながら、こんな機会はないと感じて行ってきました。結果、橘川さんもだけど、きてる人もすごかった。

橘川幸夫さん 67才 デジタルメディア研究所を主催

これが橘川さんの現在。あんまり表にでていないんだけど、林真理子さんの「野心のすすめ」から察するに糸井重里さんと同世代の方。雑誌ロッキングオンを立ち上げた、というフレーズと、イベントの写真、noteから、絶対すごい人や、という確信だけがありました。

本人目の前にしてあわあわしましたが、ほんとーーーに面白いことしか言わない人でした。一例をして、

  • 戦後から現在までがどう形作られてきたか
  • これからどういう時代なのか
  • 参加型メディアの可能性

とか他にも興味深いことたくさん教えてもらいました。すべての根幹はロック!!

戦後から今までの時代はゼロからの起承転結

戦後で物質的にゼロになって、なくなったモノを取り戻すのが1950年からの時代だった。そこから10年ごとにだんだんと起承転結、と時代は流れて、2000年。モノを取り戻す起承転結が結までいったんだから、これからはモノで人は動かない。これからはなにが「起」になるのかって行ったら、「コト」だって。

「モノ」をとりもどす時代、なくしたものはたくさんあって、それが家族とか地域とか、人との繋がり。だから「モノ」の時代が一旦収束したこれからは、なくした人間関係「コト」を取り戻していく時代になるんだよ、ってコトでした。

確かにCD欲しいじゃなくてライブ行きたい!だし、掃除機買うより誰か掃除して、だし、テレビよりツイキャスとかFacebookライブで画面の向こうとやりとりして楽しみたいもん。これが橘川さんのいう「コト」なんだな、とふむふむしてました。

「コト」とは「場」のこと。ロックが観客含めてロックだったように。これからはよりロックに!

橘川さんが1987年に創刊したのが全ページ読者投稿で構成される雑誌「ポンプ」。これはインターネットの前身とも称されていて、掲載されたすべての投稿にレスポンスができるようになっていました。

つまり表現は「双方向性」がないと面白くない!というコト。橘川さんはロックを通してそれに気づいたとか。ロックって、クラシックやジャズとちがって、観客込みの場が楽しいんですよね。そこにいるっていう空間のチカラ。

ロックは技術が未熟でも、とりあえずライブやっちゃう。観客からのレスポンス込みで出来上がっていくとこがあるっていう表現の場。ミニコミ雑誌「ポンプ」はそれを紙面であらわした「場」だったんです。

だから投稿内容にクオリティはいらないし、スターでなくていい。ただその人がいて嬉しいかどうか、といことが重要だって言ってて、わたしはびっくりしました。

橘川さんの創った「ポンプ」は今のSNSと一緒の構造だし、わたし自身ブログでもtwitterでもなんかとりつくろった内容を意識しちゃってたから。投稿内容は手紙と一緒だから、手紙にクオリティいらないだろ、手紙につまらないとか思わないだろ?て言ってました。

ここでわたし的格言ありました

見えるのが人間、見えないのが悪魔、最悪なのは、見えてるものを見えてないということ。見えたことを見えてると伝えればいい。

自分の経験、体験をそのままの形で表現すること、そこには完成度もクオリティもいらない、と言われました。なんか肩の力が抜ける思いでした。

カイトさん作、サーモンタルタル。トルティーヤに包んで食べた。

スター(有名)になったら一方通行

そして、加えて有名になったら書きたいこと書けなくなる、とも。ファンの要望に応えようとしたり、執筆テーマをふられたりと、本来書きたいことが書けない、表現できないことになってしまう。だから常にゼロ(最初の自分の思い)に立ち返ろう、ということでした。

双方向って、友達関係なんです。だから橘川さんはどんなにエラい人でも「師匠」とは呼ばなかったんだって。相手をそう呼んだら、友達じゃなくなって、言いたいこと言えないから。有名になる前の人と有名になる前に友達になって、その関係を続けていくことが、楽しいって、わたしもそうありたいなーと思いました。

ロックに生きていきたい

トークがすごくてあまり使われなかったけど見過ごせない格言が書かれたスライド

他にも、面白そうなものには乗っかっていけ!軸は自分が決めるだけ!とこれからに勇気をもらえるメッセージがたくさんもらえました。

 

偶然にも帰りの舎人ライナーで同じ車両に乗り合わせて、わたし嬉しくてぴゃーぴゃーおしゃべりしちゃいました。橘川さん降りる駅を普通にスルーさせてしまいましたゴメンナサイ。

橘川さんnoteマガジンで熟睡、って書いてましたけど、わたしも熟睡しました。朝起きて冷静になっても今回のライフワーク倶楽部の内容は「あ、昨夜めっちゃいいことあったわ」という記憶としてしっかり残ってました。

わたしは体験、経験を素直に思いのまま表現すること、うれしいを普通に伝えられるようにしようって思いました。このブログもそういうふうにしていけたらいいな。

そもそも5月にひょんなことから、原尻さんのマーケティングセミナーに参加して、それから繋がった今回のライフワーク倶楽部。何がどこに繋がってくかわかんないなー。これも十分ロックかもしれない。この先どうつながっていくのかも楽しみだし、自分で軸決めて反射的におもしろいものにのっかるような選択を繰り返していこうと思ったのでした。

マーケティングセミナー言った時の記事→頑張って書いた感すごい笑

ライフワーククラブはこちら→/http://lifeworkclub.strikingly.com/

橘川幸夫さんnote→

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