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大事なことを決めるために。やらないことを決めるためのマイルールの話 

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まーとにかくですね、わたしはとにかく迷うんです。

これやってみたいなーどうしよっかなー。あ、この本も面白そう!読もうかなー買おうかなー立ち読みで良いかなあ以下延々。

転職の時も迷いました。本当にここで良いのかなあ。今の会社、出ても大丈夫かなあ。

で、気づいたんですが迷ってる時間がいっちばん無駄じゃないですか?

やるべきかやらないべきか…。このタイミングでの転職は正しいんだろうかうーん、この作業手順なくしてもいいんじゃないかなあでも。この合コン行くか行かないか。

で、悩んで悩んで結局大事なことは何も決められない、ってこと、ないですか?

何を隠そう、私がそういうタイプだったので、前に参加した読書会(出口治明氏と考える「働き方」)で、やらないことを決めるマイルールを決めたんです。

やらないことを決めるのがなぜ大切かというと、大事なことを決められるようになるから。

迷わないためのマイルールを決めると、フットワーク軽く「やる!」を決められるようになります。

わたしのマイルール ダサいものには手を出さない

「ダサいもの・ことには手を出さない」がわたしのマイルールです。

どういうことかと言うと、ダサいモノに関わってる時間なんてないんですよ。

ぐるっと見渡したらいろんなものが目に入りますよね。

服が欲しくて出かけたら、ビルのワンフロア全部が服売り場なんてことはザラだし、ネットで探そうと検索すれば滝のようにサイトがでてくる。

仕事に疲れてなにか良い生き方はないかとSNSを開いてみれば、Facebookでは成功してそうな人が「うまくいく方法はコチラ!」てやってるし、Twitterでは「サラリーマンなんて生き方つまんなくね?フリー最高!え、仮想通貨もってないの?」と言う煽りが飛び交ってます。

つまり選択肢がめちゃめちゃいっぱいあるわけです。

で、転職もいろんな募集があるんですよ。だから内定出ていざ辞めようって時に、その中の正しい1社選べてるのかなぁ他にもないかなあ?他社を見ると今の会社も悪くないかも…というように。

でも、衝撃だったんですが出口さん曰く「なにを選んだってちょぼちょぼや」だそうです。

つまり同じ人間のやってることだから何を選んでも大して差はない、なに選んだって大差ないから迷うのは無駄。もう迷ったらコイン投げて決めたらええとのこと。

出口さんは迷うくらいならなんでもやってみよ、という趣旨でおっしゃってたんですが何選んでも大して変わらないからやれって、結構なパワーで背中を後押しされた気がしました。

出口さんの人間ちょぼちょぼ論は、この本でご確認ください。仕事で悩んでた気持ちが軽くなります。

いやさすがにコイン投げで人生のこと決めらんないわーと言うわけで、読書会では、やらないことを決めるためにルールを作ろう、というワークをしたんです。

そこで私が決めたのがダサいと思ったら手を出さない」でした。

「うわこれダサっ」と感じたらそれ以上関わらない。ダサいと思わなかったらやる、というルールです。

ダサいをやらない基準にしたのは、一番嫌なことだから

ダサいと思ったらやらないってどういうことかというと、例えば、ネットで何か買おうとする時。

  • 商品写真はめっちゃキレイなのにいざ買おうとしたら注文フォームが雑。
  • ライティングはキレイなのに、購入ボタンがどこかわからない
  • 「そうゆう」って書き方してある
  • 商品じゃなくて全体的にサイト見ためがダサい

これがわたしの中でダサいから選ばないの基準です。

目に入って興味を惹かれたとしても、お金も時間もかけない基準です。

他にも本を買う時は、チラシが挟まりすぎてる本はダサいから嫌、目次がわかりにくければダサいから嫌、というように、少しでも自分でダサいと思ったらやらない、というルールを自分で決めたんです。

これにした理由は私とにかくダサいっていうことが嫌いだから。

  1. 見ため(デザインとか)
  2. 言葉遣い
  3. 機能的

この三つがダサいのが、めっちゃくちゃいやなんですよ。嫌なものに関わらないために、一番ウッと思う「ダサい」を基準にしました。

で、やらないことを決めると、本当にやりたいことをやるようになっていったんです。

やらないことを決めれば、大事なことを選びとる精度があがる

ダサいダサいって言ってきましたが、ダサいに焦点をあててるわけじゃないんです。

わたしはサイトの動線が整ってたり、みやすい案内フォーム、メールの体裁、理解しやすい構成の動画、そういうのみると感嘆のため息がでます。

その発想に美しさを感じるんですよね。うわすごい!て。

やらないことを決めることによって、私が好きなことに焦点があたります。

そしてダサいことにも敏感になって、私自身もダサいことをやらないように心がけ始めました。

自分が嫌だと感じるダサさを避け、その反対側を追求するようになったんです。

つまりやらないことを意識的にやらないことで、自分のほしいものをちゃんと選べるようになっていったんですよね。

自分にとってないが大事なことなのかわかるようになるからなにをやらないかって、大事なの。

迷ったとき用のマイルール、決めておくと「自分がほしいと思っているもの」「大事にしていること」を確実に選択できるようになります。

転職や仕事関連の大事を決めるためにもなる

自分の中でやらないマイルール、決めてみようと思えましたか?

普段からマイルールに従っていると、人生の大きな選択がきた時に本当の効力を発揮します。

大きな選択の一つに転職がありますが、仕事に関する選択なんてもう山のように遭遇しますよね。

今の会社に残るかやめるか、異動や転勤、スカウト、トラブル時にどうするか!?など、重要そうな選択がいいいいーっぱいです。

そんな時に『マイルールから判断すると「やらない」ではない、じゃあやろう!』と簡単に決められらるようになるんです。フットワーク軽くなる感じ。

だって出口さんが言ってましたけど「何を選んだって人生ちょぼちょぼ」ですよ?

たった一つの自分で決めたルールでOKが出るなら、やった方がよくないですか?

結局、やる!っていう選択が一番大事で、決めないといけないことなんですよ。

いろんなことをやるための「やらないマイルール」ぜひ今決めてみてください。

そして今後どうするかを決めてくださいね。