年明けから断捨離断捨離言ってたんですが、どうもきれいになりません。
すすまない、きれいにならない、疲れる、の魔のループ。
この先自分がどうしていきたいのか迷ってしまい、さらに無限ループに陥りそうだった時に救いのごとく目の前に表れたのがこの二冊。
一見関係なさそうな二冊ですが、わたしの中では大いにリンクしました。
部屋をどう片付けていいかわからない、捨てるべきモノ・残すべきモノがときめきだけでは決められない、結果満足できるきれいな部屋にならない…こんな悩みにドンズバだったんです。
特に服に対する考え方。
服への考え方がかわった。
いままで
→安くても着こなしでカバー
→ダメになったら捨てる
→薄いハンガーでカットソーつるしっぱ読んでから
→じぶんブランドを補完する質のいい服を大切に着る
→型を崩さないハンガー・パンツ用ハンガー綿でも艶とかハリとかものによってぜんぜんちがうの。
— りょう@人生迷子 (@) 2018年3月27日
安物の服で満たされてないなら、ちょっと考えてみてください。ずっとその姿でいいのかどうか。
この2冊からわかった「何を残して何を捨てればいいのか」をまとめました。
女は服装が9割の意味は「服装で9割カバーできる」ということ
キャッチーなタイトルですよね。中身はいたってシンプルです。
服は見た目に占める割合が大きいから「みせたいようにみせてくれるスタイルにそった上質な服をそろえなさい」ということ。
つまり
- どうみられているかより、じぶんをどう見せたいかを意識する
- 上質な素材を大切に着ることでじぶんを大切にする
という2つを意識すれば、他人に大切にされる好感度の高いじぶんになれるよってことです。
9割をしめる見た目をじぶんのために使う
人にどうみられるか、ばかり気にしてパーソナルデザインや骨格診断してませんか?
わたしはとりあえずじぶんがMAX美人に見えるスタイルが知りたくてパーソナルデザインからはじまってパーソナルカラー、骨格診断とジプシーし、たくさん買い物したんです。
が。そこにじぶんがどうなりたいか、が抜けてると服を大事にしないんですよね。
せっかく選んでもらったのに結局処分したものも多くて。
選んでもらってヘビロテしたのは、こうなりたいって自分で思えるアイテムばかり。
パーソナルカラーもデザインも骨格診断も気にせず、プロのスタイリストに選んでもらっ私のなりたいカッコの服だったんですよね。
プロスタイリストの選んだものでも、じぶんが好きじゃないものは着なくなりました。
これが捨てたコーデ。
ちなみに「女っぽいのも似合うよ」と言われて買ったやつです。
似合うと言われても、なにせ私が求めるスタイルと違うのでコーディネートが浮かばないんです。
結構傷んじゃったので、残したコーデの写真がないのが残念です。
やっぱり良く着るやつは質の良いもの買いたいなーって思ったんですよね。
お願いしたプロスタイリストのAKKOさんはこんな本もだしてます。
着回しがきくって、じぶんのなりたい姿になれるカッコだからよく着るっていう意味なんだと実感。
服の寿命は最低5年 いや、これは本当
服の寿命、5年って書いてあるんですよ「女は服装が9割」は。
しかも最低で、ですよ?だからこそ質のいいもの厳選して買って大切に着ようねっていうことなんです。
我が身を省みて思うのが、モノがいいベーシックなやつはほんとに5年着てるってこと。
気に入った服って着倒したあともこれとおんなじやつもう売ってないかなって探しちゃうんですよね。
加えてなんかイマイチな印象をうけるファッションの人、なんでかなーって考えた結論が
- 生地がペラペラ
- 生地にツヤがないしハリもない
- 落ち感がキレイじゃなくて「てろてろ」じゃなくて「テロテロ」
- 手入れされてない感
追加で「妙にデザインが凝っている」っていう共通点もあるんだけどそれはちょっと置いといて、ほんとにだいたいここに行き着く。
本でもイタい若作りにならないポイントの1つとして「クオリティ」があげられていました。
つまりじぶんを見せたいようにみせてくれる、と心から信頼できる良い服を少数着回すのが最強か!と思ったわけなんです。
DaiGo著 片付け本との関連性は「よりよい未来」
タイトルは「人生を思い通りに操る片付けの心理法則」
やりたいことをしっかりできる環境のために選択肢をへらして、「必要なこと」に目を向けよう、という内容です。
ただ片付けるんではなくて、どうなりたいからどんな部屋にするかを考える方法とそれに基づいた片付け方法が惜しみなく描かれています。
服の本と同じだな、と思ったのが“モノは所有することでなく、使用することによって幸福をうむ”という原則。
「幸せになれるものにアクセスしやすい環境をつくる」というくだりがあるんですが、服とかファッションって女にとってその最たるものじゃない?と思ったんです。
さらにクローゼットの片付けかたのページは、「着やすい服」と「高級な服」をセレクトするという方法が紹介されています。
これでクローゼットの中身は増えずに、じぶんに適したものだけが残るってワケですね。
DaiGoさんはパーソナルカラーとは言ってないですが、テーマカラーで揃えればコーディネートが楽と書いてます。
じぶんのイメージカラーって何色だろう??それを決めるだけでも、じぶんはどんな人間だと見られたいと思っているのか掘り下げられそうですよね。
どうなりたいかを決めてから片付けをする、という流れも服選びと一緒
片付けの心理法則には「人生を最大化する8週間プログラム」という実践プログラムがついてます。
このとおり進めれば8週間で理想的な環境に片付けられるよってプログラムなんですが、最初の2週間でやることが「イメージを固める」なんです。
「未来の選択のためにじぶんをみつめる」と書いてあるんですが、2週間これやってからやっと捨てる段階に進むんです。
これってつまり何を残して何を手放すか、はっきりじぶんの軸を持とうってことなんですよね。骨格診断もパーソナルデザインもおまけにすぎなくて、じぶんすべてを表現するものではないってこと。
これは似合うって言われたから捨てられない、ではなくて、それを着てるとなりたい自分が表現できるのかってことです。
ここすっ飛ばしてたからわたしは断捨離が進まなかったんだなーと思いました。
断捨離でキレイにならないってあなた、断捨離の先にある生活見えてますか?
断捨離できれいにならないときは自分の「なりたい」を明確に!
失敗品はお金に変えると、買うときにも活かせる
この二冊読んでから、手放す服・残したい服がハッキリしました。
ここでもいい服買っておくべきだったな、と思った理由があって、ノンブランドは買取価格がつかないってことです。
そこそこの値段で売れるなら失敗も許せるのに…。
デニムブランドではないところのデニムとか、いいお値段のわりにほんとに価値がつかない。
逆にPCでもVAIOっていうブランドがあったから10年前のデスクトップでも数千円にはなったと思ってます。
服はメルカリと買取王子、PCや小型家電はパソコン買取アローズの宅配買取を活用しました。
PCはアローズが一番すんなり買取手続きが進んで、買取価格もそこそこで、かわいいVAIOを手放してよかったって思えました。
【ちまちま処分すよりドカンといけ】
「なりたい」を基準に追加で買うものをじっくり吟味
残った服と、広い部屋、ここでなにしよう?とかなにを買いたしてどんなファッションをしよう?と考えるのはまさに未来をつくる感じ。
厳選の上で残った服はやっぱり組み合わせしやすいし、追加したいアイテムもイメージしやすいです。
わたしが目指すのは
- 部屋は作業基地
- 壁一面をスクリーンとして使う
- 姿見をおいてコーデ写真取れるようにする
こんなお部屋です。
で、服を大事にするために必要だとおもい始めたアイテムが
- スチームアイロン
- 型崩れしないハンガー
- パンツ用ハンガー
- クローゼットに入れる前に空気にさらすための設備
こんな感じ!
どんなふうになりたいか、まだちょっと伝わらないとおもいますが、なんとなくじぶんの中でまとまってきた感じがあります。
というわけで、断捨離できれいにならない、ってときは、やみくもな断捨離になってる可能性大。
どうなりたいか、という方向性をはっきりさせてくださいね。
アイテムイラストも、なんていうか昭和の三越です。あくまでどういう基準で服を選ぶか、という視点で書かれているので、教科書みたいな感じの本だと思ってもらえると良いかな。